
石垣島の青い海で、優雅に泳ぐウミガメと一緒に泳ぐ。
これは、島を訪れる多くの人の憧れですよね。
実は石垣島は、世界的にも珍しい「ウミガメの通り道」であり「産卵場所」でもあります。
この記事では、現地ガイドとして毎日海に出ている私たちが、ウミガメの生態や、高確率で出会える秘密を詳しく解説します。
お子様の自由研究にもぴったりな、深い知識を詰め込みました!

奥田 有輝(おくだ ゆうき) あだ名:ゆうき
建築士という異色のスーパーヘルプガイド。
石垣島の自然の魅力を愛を込めてご案内します!
知ればもっと感動する!石垣島に住むウミガメたちの不思議な世界

ウミガメは恐竜の時代からほとんど姿を変えずに生き続けている、海のレジェンドです。
石垣島の周辺には、彼らが生きるために欠かせない「エサ」と「休み場所」が豊富に揃っています。
YUKIお子様には「恐竜がいた頃から、この格好で泳いでいたんだよ!」と教えてあげると、すごく喜んでくれますよ!
1億年以上も姿を変えていない?
ウミガメの先祖は約1億1000万年前から地球にいたと言われています。
過酷な環境を生き抜いてきた強い生命力を持っています。
石垣島の穏やかなリーフ(サンゴ礁)は、彼らにとって天敵から身を守りやすい、安全なシェルターのような場所なのです。
長い旅をする冒険家


ウミガメは一生のうちに何千キロも旅をします。
しかし、産卵の時期になると自分が生まれた砂浜へ戻ってくる習性があります。
石垣島の美しい砂浜は、次の世代を育む大切な場所として選ばれ続けているのです。



ウミガメはとっても賢いんです!お気に入りの寝場所が決まっていて、毎日同じ岩の隙間で寝ている子もいるんですよ。
石垣島で会えるのは3種類!アオウミガメ・タイマイ・アカウミガメの見分け方


世界には7種類のウミガメがいますが、石垣島周辺では主に3種類を見ることができます。
それぞれ顔つきや食べているものが違うので、観察する時に見分けてみましょう!
アオウミガメ(遭遇率:高)


石垣島で一番出会いやすいのがこの種類です。
- 特徴: 頭が丸くて優しい顔をしています。
- 主食: 海藻や海草。
- 見分け方: 甲羅の模様が滑らかで、全体的に丸っこい形をしています。
タイマイ(遭遇率:中)


サンゴ礁で見かけることが多い、少しシュッとしたカメです。
- 特徴: 口先が鳥のくちばしのように尖っています。
- 主食: カイメン(サンゴの隙間にいる生き物)。
- 見分け方: 甲羅の縁がギザギザしていて、模様がとても鮮やかです。
アカウミガメ(遭遇率:低)


少し深い海を好むため、シュノーケリングで見かけるのは珍しいです。
- 特徴: 頭がとても大きく、アゴの力が強いです。
- 主食: カニや貝などの固いもの。
- 見分け方: 全体的に赤茶色っぽい色をしています。
| 種類 | 顔の特徴 | 主な食べ物 | 性格 |
| アオウミガメ | 丸顔で優しい | 海藻・海草 | おっとり |
| タイマイ | くちばしが鋭い | カイメン | 少し警戒心が強い |
| アカウミガメ | 頭が大きくガッチリ | 貝・カニ | 噛む力が強い |


青の洞窟&ウミガメ遭遇率95%シュノーケル!


なぜマーレ石垣島のポイントは遭遇率が高いの?ウミガメの「食事」と「休息」のルーティン


私たちがツアーでご案内するポイントは、ただ闇雲に探しているわけではありません。
ウミガメの「生活リズム」を熟知しているからこそ、高い確率で出会うことができます。
レストランとベッドが近い場所
ウミガメは一日中泳ぎ回っているわけではありません。
効率よくエサを食べ、外敵に見つからないように岩陰で休みます。
マーレ石垣島が選ぶポイントは、ウミガメの大好物である海藻が豊富で、かつリラックスして眠れる隠れ家が多いエリアです。
実際に私たちがご案内している高確率ポイントの様子はこちらの記事で公開しています。





「今日はどこにいるかな?」と探すのではなく、「あそこの岩で寝ているはず」と予測して会いに行きます。これがプロの技!
一年中会えるって本当?石垣島ウミガメ・シーズンカレンダー


石垣島のウミガメは、冬でもどこかへ移動してしまうわけではありません。
しかし、季節によって「見られる場所」や「活発さ」が微妙に変化します。
春(3月〜5月):恋と産卵の準備シーズン


3月からは交尾や産卵準備のために、ウミガメたちが岸に近い浅瀬へ集まってきます。
- 特徴: エサを食べる姿や、泳ぐ姿を見かけやすい時期です。


夏(6月〜8月):産卵と孵化の生命のドラマ


海が最も穏やかになり、シュノーケリングのベストシーズンです。
- 特徴: 夜は砂浜で産卵、海の中では昼寝をしているウミガメを多く見かけます。
秋(9月〜11月):赤ちゃんガメが海へ旅立つ


産み落とされた卵が次々と孵化し、海へ帰っていく時期です。
ウミガメの孵化は感動的!みんな一斉に海へ走っていく姿は逞しい限りです。
冬(12月〜2月):透明度抜群の海でじっくり観察


水温が下がると、カメの動きは少しゆっくりになります。
- 特徴: 冬はプランクトンが少なく海がとても綺麗です。岩の隙間でじっと寝ているウミガメを、高い透明度の中でじっくり観察できます。




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ウミガメを驚かせないための「3つの絶対ルール」とマナー


ウミガメは野生動物です。
彼らの生活を邪魔しないことが、ずっと石垣島に住み続けてもらうための大切な約束です。
1. 触らない・追いかけない
触るのは絶対にNGです。
人間の手の細菌がカメに悪影響を与える可能性があるほか、驚いてパニックになり、岩にぶつかって怪我をすることもあります。
2. 進路を塞がない
ウミガメは肺呼吸をするために、定期的に水面へ上がります。
カメの真上に人がいると、息ができずに溺れてしまう危険があります。
必ず横から見守りましょう。
3. エサをあげない
野生のバランスを壊さないよう、食べ物は絶対に与えないでください。


マーレスタッフ直伝のコツ:呼吸の瞬間がシャッターチャンス!水面に顔を出すタイミングを見極める方法


ウミガメをじっくり観察していると、あるサインが見えてきます。
これを知っていると、最高の写真が撮れますよ!
キョロキョロし始めたら「浮上」の合図
ウミガメが水面へ息をしに行く前、キョロキョロし始めて、斜め上の方向を見つめる予備動作をします。
これが「これから上へ行くよ」の合図です。
ぷはっ!という音が聞こえる距離
ウミガメが水面で息を吐く瞬間、静かな海では「プハッ!」という音が聞こえます。
カメラを動画モードにして、ウミガメが進む先で静かに待つのがコツです。



無理に近づかなくても、ウミガメが自然に寄ってくることがあります。その時は、息を止めてじっと見守るのが一番のシャッターチャンス!


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石垣島ウミガメQ&A:よくある疑問を現地スタッフが解決


まとめ:本物のウミガメに会いに行こう
ウミガメについて詳しくなると、海で出会った時の感動はもっと大きくなります。
石垣島の豊かな自然と、そこに生きる命を間近で感じる体験は、きっと一生の宝物になるはずです。
石垣島のシュノーケリング全般について知りたい方はこちら。


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