
石垣島旅行を計画する際、一番気になるのが台風ですよね。
せっかくの旅行が中止にならないか、現地で足止めを食らわないか、不安になるのは当然です。
この記事では、石垣島に住むスタッフが、台風のリアルな実態と賢い対策を詳しく解説します。
この記事を読めば、もし台風が来ても落ち着いて行動できるようになりますよ!

奥田 有輝(おくだ ゆうき) あだ名:ゆうき
建築士という異色のスーパーヘルプガイド。
石垣島の自然の魅力を愛を込めてご案内します!
石垣島の台風シーズンはいつ?気象庁データで見る接近数

石垣島に台風が接近する回数は、年間で平均4〜5回程度と言われています。
しかし、年によって「当たり年」と「全く来ない年」の差が激しいのが特徴です。
まずは、いつ頃に台風のリスクが高まるのかを正確に把握しましょう。
統計上のピークは7月〜9月!5月・10月の発生率は?
もっとも接近数が多いのは8月、次いで7月と9月です。
この3ヶ月間は夏休みシーズンと重なるため、もっとも注意が必要です。
- 5月〜6月: 発生は稀ですが、梅雨前線を刺激して大雨になることがあります。
- 7月〜8月: 太平洋高気圧の縁に沿って、勢力の強い台風が直撃しやすい時期です。
- 9月〜10月: 発生数は減るものの、秋の台風は速度が速く、非常に大型化する傾向があります。
10月後半になると接近率はグッと下がりますが、稀に「迷走台風」が来ることもあるので、最新の予報は常にチェックしましょう。
YUKI8月の台風は勢力が強いまま直撃することが多いです。でも、台風が全く来ない年もあれば、毎週のように来る年もあります。こればかりは運次第な面もありますが、9月の連休などは特に進路予報をこまめに確認することをおすすめします!
飛行機が欠航しそうな時の「3つの鉄則」


「自分の乗る便が飛ぶかどうか」は、旅行者にとって最大の悩みです。
石垣空港は風に弱いわけではありませんが、航空会社には独自の安全基準があります。
欠航が予想される際にパニックにならないための鉄則をお伝えします。
「特別対応」の発表タイミングを見逃さない
台風が近づくと、各航空会社(JAL、ANA、LCC各社)の公式サイトで「運航への影響が予測される空港」が発表されます。
これが「特別対応」のサインです。
この発表が出ると、実際にはまだ欠航していなくても、無料で便の変更(振替)や払い戻しが可能になることがあります。
手数料なしで予定を早めたり、延期したりできるため、このタイミングでの判断が重要です。
延泊かキャンセルか?判断を分ける「台風の速度と進路」
台風の動きが「速い」か「遅い」かで判断を変えましょう。
- 速度が速い場合: 1日だけ暴風域に入り、翌日には吹き返しの風の中で飛行機が飛ぶことが多いです。この場合は「1日延泊」で解決します。
- 速度が遅い(停滞する)場合: 3日以上、飛行機が全く飛ばないリスクがあります。この場合は、旅行自体を早めにキャンセルするか、日程を大幅にずらすのが賢明です。
台風の影響で海に入れない場合でも、室内で楽しめる体験はたくさんあります。
「雨の日の石垣島でできること:地元の料理からショッピング、アクティビティまで一挙紹介」で紹介しているインドアアクティビティを事前にチェックして、バックアッププランを立てておきましょう。


マーレ石垣島のツアー開催・中止の基準について


マーレ石垣島では、お客様の安全を第一に考えてツアーの開催可否を判断しています。
よく「雨が降っているから中止ですか?」とお問い合わせをいただきますが、実は判断基準は雨ではありません。
「雨」では中止にならないが「風と波」には厳しい理由
海のアクティビティで最も危険なのは「風」と「波」です。
たとえ空が晴れていても、台風が遠くにあるだけで海には強い「うねり」が入ります。
- 雨: 視界が悪くなりますが、海の中の楽しさにはあまり影響しません。
- 風・波: ボートの転覆や、シュノーケリング中に流されるリスクが高まります。
マーレ石垣島では、気象庁の風速予報や波浪予報を基に、独自の安全基準を設けています。
安全第一!ドローン撮影やクリアSUPが中止になる目安
特に人気の「クリアSUP」や「ドローン撮影」は、シュノーケリングよりも風の影響を強く受けます。
- クリアSUP: 風速が10m/sを超えると、ボードが風に流されてコントロールが難しくなります。
- ドローン: 上空の風が強いため、安全に飛行できないと判断した場合は中止となります。
ツアーの中止判断は、前日の夕方までにお客様へご連絡するよう努めています。



「せっかく来たから少しだけでも海に入りたい!」というお気持ちは痛いほど分かります。でも、台風前後の海は、強い流れが発生しやすく、プロでも危険なことがあります。中止の判断が出たときは、絶対に個人で海に近づかないでくださいね。
台風接近中、ホテルでどう過ごす?石垣島現地のリアルな状況


石垣島に台風が上陸すると、街の様子は一変します。
観光客の方が一番驚かれるのが、お店の閉まり具合と物流のストップです。
スーパーやコンビニから食料が消える!?早めの備え
石垣島の物資は船で運ばれてきます。
台風で船が止まると、スーパーやコンビニの棚から水、パン、お惣菜、カップ麺などが真っ先に消えます。
台風の直撃が予想される場合は、前日のうちに最低限の食料と飲み物を確保しておきましょう。
ホテルのレストランも予約制になったり、休業したりすることがあります。
強風域・暴風域の怖さと、外出を控えるべき理由
石垣島の台風は、本州のそれとは威力が違います。
- 強風域: 傘はさせません。車のドアが風で煽られて壊れる(ドアパンチ)事故が多発します。
- 暴風域: 外に出ることは不可能です。看板が飛んできたり、電柱が倒れたりすることもあります。
「ホテルのロビーにいれば大丈夫」と思わず、暴風域に入ったら客室で静かに過ごしましょう。
停電に備えて、スマホの充電を満タンにし、モバイルバッテリーを準備しておくのがおすすめです。
マーレ石垣島スタッフ直伝:台風明けの海はいつから綺麗になる?


台風が過ぎ去った後、すぐに海に行きたくなりますよね。
でも、実は台風直後の海はまだ本調子ではありません。
濁りが取れるのはいつ?透明度回復の目安
台風が去った直後の海は、底の砂が巻き上がったり、川から泥水が流れ込んだりして濁っています。
- 風が止んでから1日目: まだ濁りが強く、うねりも残っています。
- 2〜3日目: 徐々に濁りが沈殿し、青さが戻ってきます。
- 4日目以降: 本来の美しい石垣島の透明度が復活します。
ベストな状態で海を楽しみたいなら、台風通過から最低でも2日は空けるのがベストです。



実は一年のうちで海の透明度が一番高いのは「台風後」ということは、ここだけの秘密です。
台風がサンゴを守る?知られざる海のサイクル
実は、台風は海にとって悪いことばかりではありません。
石垣島の美しいサンゴは、夏場に水温が上がりすぎると「白化現象」を起こして死んでしまいます。
台風が海水をかき混ぜることで、深い場所の冷たい水が表面に上がり、水温を下げてサンゴを守ってくれるのです。
「台風のせいで旅行が台無し…」と思うかもしれませんが、この台風があるからこそ、私たちは来年も再来年も美しい海を見ることができるのです。
石垣島の台風に関するよくある質問(FAQ)


台風前後の旅行は、どうしても不安がつきまとうものです。
現地でよく聞かれる質問を、スタッフの視点でまとめました。
まとめ:万が一の備えをして、賢く石垣島旅行を楽しもう
石垣島の台風は、事前の情報収集と準備さえあれば、過度に恐れる必要はありません。
- 7月〜9月は台風のリスクがあることを念頭に置く。
- 航空会社の「特別対応」を賢く利用して、柔軟に予定を変更する。
- 台風接近時は、早めに食料の確保をしてホテルで安全に過ごす。
- 台風はサンゴを守る大切な役割があることを知っておく。
自然を相手にする旅行だからこそ、予期せぬトラブルも一つの思い出になるかもしれません。
マーレ石垣島では、台風によるキャンセル料の規定なども明確に定めていますので、安心してご予約くださいね。
もしツアーの開催状況が不安になったら、お気軽に公式サイトやLINEからお問い合わせください。皆さんの石垣島旅行が、安全で最高のものになるよう全力でサポートします!
石垣島の全体的な観光ベストシーズンについては、「石垣島の水温 年間・月別ガイド|いつ行っても泳げるって本当?服装とおすすめ季節をチェック!」も参考にしてみてください。

















