ナイトウォッチングで『ヤシガニ』を探しに行こう!

皆さんはヤシガニってご存知ですかーっ!?

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石垣のナイトツアーの目玉!ヤシガニについて知ろう!

ツアーに来られるお客様から「本当に石垣島にヤシガニはいるの?」というお声をよく頂きます。実は私自身も石垣島に来るまでは本当に存在しているのか半信半疑でした。笑
ヤシガニは沖縄県の絶滅危惧種に指定されていますが、生息する場所さえしっかりと把握していれば意外と遭遇率は高いです!

ヤシガニってどんな生き物?

そもそもヤシガニってどんな生き物?
ヤシガニはよくカニに見られがちですが、オカヤドカリ科に分類される甲殻類で、ヤドカリの仲間になります。
よくお客様に「ヤドカリが大きくなったらヤシガニになるの?」というお声を頂きますが、ヤシガニとヤドカリは生物学的にとても近いのですが別々の生き物になります!

中でもヤシガニは陸上生活をする節足動物としては地球最大と言われており、体長は3〜40cmほどになり、脚を含むとなんと1mを越える個体もいるのだと。一度は見てみたいものですよね。

日本ではヤシガニという名前から、「ヤシの木に登りヤシの実を落として食べるカニ」としてのイメージが定着していますが、実際は口に入るものならなんでも食べてしまう恐ろしい生き物なんです。
他にも植物や死んだ動物の腐敗物など、さまざまなものを食べて生きています。さらには共食いをすることも。
ヤシガニは陸上では最強生物と言われており天敵は存在しません。自分の体を守るために硬い殻を持っており、その殻を使って他の生物から身を守っています。
中でも特徴的なハサミには目を惹かれます。一度は耳にしたことある方も多いと思いますが、ヤシガニのはさむ力はライオンの噛む力と同程度になり、ココナッツの実など一発で破壊しちゃいます笑
想像するだけでゾッとしますね。

ヤシガニの産卵

ヤシガニはふだん陸上で生活していますが、海亀と同じで産卵の時だけ水際へ向かい、親は一斉に産卵を行います。
卵からゾエアという赤ちゃんが誕生し、一定期間、波の間を漂いながらプランクトン生活を送り、その期間を終えるとヤシガニとなり陸生活を送っていくのです。
ヤシガニの生態はまだまだ未確定なところも多く、未だに産卵しているところを見た人はいないのだと、、、

ヤシガニの生息場所

ところでヤシガニはどこで活動してるの?活発な時間帯は?と気になっている方も多いと思いますが、主にマングローブの湿地帯や洞窟に生息しています。赤ちゃんヤシガニは海水の周りに生息しており、大人になると海から離れ陸上で暮らします。
皆さんはヤシガニの大好物アダンの実を知っていますか?海辺でよく見かけるパイナップルに似てる実です。アダンの実があるところはヤシガニが生息していると考えて良いでしょう。ヤシガニは夜行性なので基本的には夜に活動し始めます。日中の間は大きな身体を枯葉の下や岩場などに隠して時間を過ごしています。その中でも湿度の高い梅雨の時期は活動が活発になるので、昼間からヤシガニを見ることができるかも!

岩の中にいるヤシガニを探そう!

いかがでしたか?
マーレ石垣島ではヤシガニに出会うことのできる、ナイトウォッチングも開催しております!ナイトウォッチングの見どころはヤシガニだけでなく、日中はなかなかお目にかかれない生き物たちが姿を現してくれます。天気が良い日には天然のプラネタリウムも!


少しでもヤシガニを見てみたいと思った方は私たちと一緒に探しにいきましょう!
大人も子供もマーレのツアーで無邪気な探検心を取り戻そう♪

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