石垣島からわずか25分の船旅で到達できる、黒島。
その名前にはウミガメの産卵地であった歴史が刻まれていますが、実際には静かな自然と牛の島として知られています。
黒島の魅力を探る旅に出かけませんか?
黒島ってどんな島?
黒島という名前から黒い島を想像する方もいるかもしれませんが、実際にはその名の由来はウミガメの産卵地であったことに由来します。
島の周囲は12.6kmと小さく、牛の数が島の人口を上回るほどの牧畜が盛んな島でもあります。
ハート型に見える島のため、「ハートアイランド」とも呼ばれています。
黒島は石垣島からフェリーで約25分というアクセスの良さも魅力です。
石垣島からどうやっていくの?
石垣島から黒島へは、フェリーが出ていて、片道約25分で到着し、その魅力的な風景をすぐに目の当たりにできます。
フェリーの予約は「石垣島ツアーズ」での予約がおすすめです♪
黒島の有名なイベント「牛祭り」って?
黒島で年に一度行われる大イベント「牛祭り」は有名です。
この祭りではなんと牛が抽選で1頭贈呈される抽選会が行われます。
このイベントは、競技やコンテストなど、観光客と地元の人々が楽しむ参加型のイベントで盛り上がります。
また、牛を貰った観光客は、島の人に買い取ってもらうのが一般的です。
さらに、牛をメインにした食事の出店も多く、楽しい時間を過ごせます。
黒島での移動手段
移動手段としては、レンタサイクルやレンタバイク、レンタカー、観光バスが利用できます。
島内は起伏が少ないため、レンタサイクルが特におすすめです。
レンタサイクルは、島内に3つのレンタルショップがあり、1時間300円、1日1000円とリーズナブルに利用できます。
おすすめの観光スポット
1. 黒島研究所
1975年に設立された沖縄県で最も歴史のある研究所で、主にウミガメの研究を行っています。
ここは小さな博物館兼水族館として人気の観光スポットです。
ウミガメやサンゴ、黒島周辺の生き物を展示しており、小さなサメや孔雀を観察することもできます。
近くには西の浜というウミガメの産卵地として有名なビーチがあり、海水浴も楽しめます。
天気の良い日には西表島もはっきり見えます。
ウミガメの産卵シーズンは4月〜9月の夜で、運が良ければその様子を観察することができます。
もし産卵を見かけた場合は、光などに敏感なためそっと見守りましょう。
2. 伊古桟橋
全長354メートルの伊古桟橋は、2005年に国の有形文化財に登録されました。
かつては船着場として使われ、黒島の人々の生活を支えていました。
現在は地元の人々が夕涼みや釣りに訪れるのどかな場所です。
竹富島の西桟橋に似ており、インスタ映えするスポットとしても人気です。
広がる大海原を眺めながら歩くのはとても気持ちが良いです。
また、自転車で先端まで行くと、まるで海の上を走っているような感覚を味わえます。
黒島港から自転車で約11分でアクセスできます。
3. 黒島展望台
黒島港と東筋集落を結ぶ県道脇、黒島小中学校の隣にある渦巻き状の独特な形をした高さ10メートルの展望台です。
ここからは黒島の広大な牧草地とその先に広がる海を一望できます。
もちろん、たくさんの牛も見られます。
晴れた日には石垣島や竹富島、西表島まで見えることがあります。
展望台の横にはあずま屋もあり、休憩やランチに最適です。
黒島港から自転車で約9分の場所にあります。
4. 仲本海岸
黒島の西側に広がる仲本海岸は、シュノーケリングに最適なビーチです。
ここではリーフに多くのサンゴが生息しており、熱帯魚の観察が手軽に楽しめる人気スポットです。
干潮時にはリーフの内側が天然プールのようになり、海水浴に最適です。
ただし、管理されていないため、一人で泳ぐのは避け、必ず誰かと一緒に泳ぐことをおすすめします。
また、ライフジャケットも忘れずに持参しましょう。
黒島港から自転車で約9分の場所にあり、自然豊かな環境でリラックスした時間を過ごせます。
最後に
黒島は自然豊かな島であり、静かな時間を楽しむことができます。
石垣島に訪れた際は、ぜひ黒島の魅力を満喫してみてください。