
石垣島に春の訪れを告げる「うりずん」の季節。
4月の石垣島旅行を計画中の方が一番気になるのは「本当に海で泳げるの?」「おすすめの観光スポットは?」という点ではないでしょうか。
実は4月、現地スタッフが「一年で最も天候が安定して美しい」と太鼓判を押すベストシーズンです。
夏本番前の穏やかな空気の中で、この時期しか見られない絶景を楽しむための完全ガイドをお届け!!

奥田 有輝(おくだ ゆうき) あだ名:ゆうき
建築士という異色のスーパーヘルプガイド。
石垣島の自然の魅力を愛を込めてご案内します!
4月の石垣島の海は泳げる?水温24度の「初夏」を先取りする海遊び

3月に海開きを終えたばかりの石垣島。
4月は「泳げるかどうか」という問いに対して、自信を持って「最高のコンディションで泳げます!」とお答えします。
ただし、本土の真夏のような感覚で長時間水に浸かるには、少しだけ注意が必要。
水温24度の体感とおすすめの装備
この時期の海水温は平均24度前後。
数字だけ聞くと温かく感じますが、水の中では体温が徐々に奪われます。
日差しが強い日中、30分程度の水遊びであれば水着だけでも十分に楽しめます。
しかし、シュノーケリングでじっくりサンゴや魚を観察したいなら、3mm程度のウェットスーツ着用を強くおすすめします。
また、4月は「風」が落ち着く時期でもあります。
冬の冷たい北風が止み、鏡のように穏やかな海面(凪)が広がる日が増えるため、海の透明度が一年の中でも際立って高くなるのです!
YUKI4月の海は、水の上からでも底の砂紋が見えるほど透き通っています。水着だけで泳ぐなら、上がった後にすぐ羽織れるバスタオルや、速乾性のあるポンチョを用意しておくと、風に吹かれて体が冷えるのをガードできるよ!
4月の水温は平均24度前後。
ウェットスーツが必要か、水着だけで泳げるか迷う方は、月別の水温データをまとめたこちらの記事を確認して準備を整えましょう。


【4月の旬その1】夜の森が輝く「ヤエヤマヒメホタル」の乱舞


4月の観光で、マリンアクティビティと同じくらい人気なのが、日本最小のホタル「ヤエヤマヒメホタル」の観賞です
一般的なホタルと違い、彼らは水辺ではなく湿り気のある「森の中」に生息。
わずか30分の「光のカーペット」
このホタルの最大の特徴は、チカチカと早いテンポで点滅することです。
数千匹のホタルが地面に近い場所で一斉に光る様子は、まるで「光のカーペット」が敷かれたような、幻想的な光景!
ただし、光る時間は非常に短く、日没後からわずか30分〜40分程度。
19時半を過ぎると、嘘のように光が消えてしまいます。
そのため、日没前には観賞ポイントに到着し、目が暗闇に慣れるのを待つのが「島通」の楽しみ方です。
4月にピークを迎えるヤエヤマヒメホタル。
その生態や、島内の具体的な観賞スポット、鑑賞時のマナーについては、こちらの専門記事で詳しく解説しています。




《3〜5月限定》0~2歳無料!ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー
【4月の旬その2】エメラルドの宝石「ヒスイカズラ」が見頃に


3月・4月限定で見ることができる、もう一つの「宝石」が「ヒスイカズラ」です。
その名の通り、天然石の翡翠(ひすい)のような鮮やかな青緑色をした不思議な花です。
3月末から4月中旬だけの贅沢
この花は、フィリピン原産のつる性植物で、石垣島では3月末から4月にかけて見頃を迎えます。
シャンデリアのように長く垂れ下がった房に、鳥のくちばしのような形をした花がびっしりと咲く姿は、まるで人工物のようにも見えますが、すべて自然の色。
川平湾の近くにある「石垣島サイエンスガーデン」では、ヒスイカズラのトンネルを見ることができ、写真映えスポットとしても非常に人気があります。
花が地面に落ちてもその色は失われず、落ちた花びらを集めてアートのように並べて楽しむ観光客の方も多いですよ!
ヒスイカズラについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を見てね!


- 住所:沖縄県石垣市字川平1216-154
- 営業時間:10:00〜17:00
- 定休日:不定休(開花時期は無休が多い)
- ※入園料が必要です(大人400円)。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
【4月の伝統】島人が大切にする「浜下り(サニズ)」と「シーミー」


4月の石垣島を歩いていると、観光地以外の場所で島の人々が集まっている光景を目にすることがあります。
これは、沖縄の大切な伝統行事が行われているからです。
厄を払い、健康を願う「浜下り」
旧暦の3月3日に行われるのが「浜下り(サニズ)」。
この日は一年のうちで最も潮の干満の差が大きくなる大潮の時期。
女性たちが海に足を浸して身を清め、健康を祈願する習わしがあります。
多くの家族連れがビーチに繰り出し、潮干狩りを楽しんだり、お弁当を食べたりする賑やかな光景が見られますよ!
親族が集う「シーミー(清明祭)」
また、4月中旬からは「シーミー(清明祭)」も始まります。
これは門中(もんちゅう)と呼ばれる親族がお墓の前に集まり、掃除をした後に豪華なお重料理を囲んで報告や親睦を深める行事。
本土のお墓参りのイメージとは異なり、ご先祖様と一緒に、明るく和やかな雰囲気が島全体に漂います。
【4月の食】初夏の味覚「ピーチパイン」と「天然モズク」を堪能!


観光の合間にぜひ味わってほしいのが、4月から旬を迎える島の幸です。
この時期の石垣島は、まさに「美味しいもの」の宝 庫。
桃の香りがする「ピーチパイン」
4月から収穫が始まるピーチパインは、小ぶりながらも糖度が高く、果肉が白いのが特徴。
カットした瞬間に桃のような甘い香りが広がることからその名がつきました。
5月以降の最盛期よりも、4月の初物は酸味とのバランスが良く、スッキリとした甘さが楽しめます!
シャキシャキの「天然モズク」
また、この時期の海ではモズクの収穫も最盛期。
スーパーで見かける味付けモズクとは全く別物の、太くてシャキシャキとした「生モズク」をぜひ食べてみてください!
居酒屋で出される「モズク天ぷら」も、この時期は格別の美味しさです。
MAREスタッフ直伝!4月の旅行で「失敗しない」ための3つの注意点


最高のベストシーズンである4月ですが、現地スタッフだからこそ知っている「落とし穴」もあります。
ゴールデンウィークの混雑を侮らない
4月25日頃から、島は一気に「観光モード」に突入。
レンタカーは数ヶ月前から満車になり、人気の居酒屋は当日予約が難しくなります、、、
ゆったりと島時間を楽しむなら、4月20日までの平日を狙うのが「賢い旅」の鉄則です。
日差しと虫、ダブルの対策を
4月の石垣島は、すでに紫外線の強さが本土の夏並みです。
曇りの日でも日焼け止めは必須。
また、夜のホタル観賞では森に入るため、蚊やアブが多く発生します。
短パン・サンダルではなく、薄手の長袖・長ズボンと虫除けスプレーを用意しましょう!
夜の寒暖差に備える
日中は25度を超える夏日でも、夜になると20度前後まで下がり、さらに海風が吹くと肌寒く感じます。
特にクリアSUPのサンセットツアーやナイトツアーに参加する方は、薄手パーカーが1枚用意しておくのがおすすめ!
ホタル鑑賞を含め、4月の夜を安全かつ効率的に楽しむなら、ガイドが同行するナイトツアーが安心。
関連記事:【2026年最新情報】石垣島の夜を短時間で堪能!ナイトツアーをスタッフが体験・解説!


4月の石垣島観光Q&A


まとめ・4月の石垣島を120%楽しむために
4月の石垣島は、まさに「知る人ぞ知る裏ベストシーズン」。
泳げるほど温かい海、幻想的なホタルの光、そして宝石のような花々。
これらすべてを、本格的な暑さと混雑が始まる前に楽しめるのが最大の魅力です。
マーレでは、この美しい「うりずん」の季節を最大限に満喫できるクリアSUPやシュノーケリングプランをご用意しています。
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